水晶(クリスタル)はとても透明感が高い為、ビー玉等のガラス玉との見分けがつきにくいですよね。
一般的に水晶クリスタル)かどうか見分ける簡単な方法としては「水晶に髪を透かせて見る」という方法があります。その名の通り、水晶の下に髪を置き、二本にだぶって見えたら本物、という方法ですがこれは素人が出来るレベルのものでありますし、ここで皆様確認して満足して終わってしまうものであり信頼性は大変低い方法となります。
一番良いのはやはりプロの鑑定士に見てもらう事でしょう。ルーペ、比重、傷のつき方、ボラゾンという特殊な人口的に作られた鉱物でテストする、などの様々な観点から私たちには見分けがつかないような所まで鑑定して下さいます。
最近ですと、品質保証書もきちんとついているパワーストーンショップもだんだんと増えてきておりますので、そういったショップで購入する事がとても良いのではないかと思われます。
きちんと鑑定書を貰いましたら「エンハンスメント」と「トリートメント」が記載されているかご確認ください。
エンハンスメント処理とは、本来から石自身が持っている輝き、美しさに少しだけ人の手を加える事になります。こちらは所謂「改良」という事になります。ですが天然ではなくなるというわけでもありませんし、エンハンスメント処理は良い事なのではないかと思います。
トリートメント処理とは、自然な現象では起こりえない事に人間の手を加える、こちらは所謂「改変」になります。
「エンハンスメントが行われています。」と記載されていれば改良されている天然石となりますすが、「改変を目的とした○○を読む」と書いていたらそれはトリートメント処理が施されているという事になります。
トリートメント処理は改変となっておりますが一概に悪い事だとは言い切れるものではありません。天然である事も勿論素晴らしいですが、人間の手によって加工されているトリートメント処理も元は天然石、少しだけ美しさを引き出す為の処理を施した。というだけでありますので人工石だというわけでもないのですから。
また、日本に輸入されるうちのほとんどがエンハンスメント処理された石が多く、エンハンスメント処理されていないものは「ナチュラル・ナチュラル(天然の色を持った天然石)」と呼ばれており、なんの加工もされていないものです。
とても希少価値の高い為、市場にはほとんど出ないものとなっております。
希に市場に出た際にはかなりの高額で取引されますので、もし購入される際には信頼できる鑑別機関の鑑別書の他に、非加熱証明書を取得される事を強くおすすめいたします。
非加熱証明書とは、特殊なレーザー等を使い証明書を発行するものです。高ランクなパワーストーンをお持ちの方は一度こういった品質保証を発行してみると石一つにしてみましても価値観が変わりますので調べてみるのも良いかもしれません。
しかし、証明書や鑑定書付きの水晶になりますと、当然、鑑定料がかかってきます。
この鑑定料が、非常に高いんです。
私のオススメとしては、宝石鑑定士が推奨を選別しているショップで水晶を
購入するので、十分ではないかと思っています。
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